今日は
私たちがアロマテラピーで使う精油についてのお話です。
そもそも『精油』の正体が何か知ってますか?
小瓶に入った
いい香りのする液体ということは
知ってる方も多いかな、と思います。
この液体の正体は
簡単に言ってしまえば
香りを持つ植物の
その香り成分をぎゅっと集めたものなんです。
その香り成分は
植物が生きていくために植物が自分で作り出したもの。
精油が作られる場所は
その植物によってさまざま。
花の部分だったり
葉の部分だったり
枝だったり、根の部分だったり。
柑橘系の場合には果皮にあることが多いです。
そんなふうに
植物の中にほんのわずかに存在している
香り成分を
たくさんの植物から採ったものが精油です。
それは
何かを混ぜたりしていない
本当に天然、自然のものだけを精油と言います。
植物によって
精油の採り方、その採れる量なども全然違います。
そこが精油の値段の違いにもなってきます。
例えばローズの精油。
ローズはほんとに高価な精油になるんですけれども。
ローズの精油1滴とるのに
必要なバラの花は50個とも100個とも言われています。
そのくらい
貴重なものになるんです。
なので、高価なのも当然です。
そして
この精油には
それぞれいくつもの成分が含まれていて
それがまたそれぞれたくさんの作用を持っています。
その作用をココロやカラダのケアに使うのが
アロマテラピーなんです。
そんな精油なんですが
日本では精油は雑貨扱いです。
なので
本当にいろいろなところで
精油(らしきものも含めて)が売られています。
それが本物の精油かどうか
見極めポイントがいくつかあるんですけれども
それはまた改めてお伝えしようと思ってます。
あ。
わかりやすいのを一つ。
精油はエッセンシャルオイルとも呼ばれます。
でも。
アロマオイル、とかフレグランスオイルと言われてるものは
合成香料が入ってて
精油ではないことが多いので
お間違えなく。
アロマテラピーをやってみたいと思ったら
ぜひ
本物の香り
本物の精油を使ってみてくださいね!